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  • 執筆者の写真パーソナルトレーニング&鍼灸院【アームズ】

更年期障害、男性機能の悩み、鬱の自己判断と専門家の選び方。

今回は更年期障害、男性機能の悩み、鬱などについて書きます。

突然の発汗、顔の火照り、体重増加、ダイエットしても身体が変わらない、男性機能が落ちている、毎日元気がない、気持ちが沈む、なんか身体が痛い、中折れ、男性器のサイズが小さく、妙にイライラ、寝つきが悪い、眠りが浅い。

これらは全て男女合わせての更年期の症状ですね、セルフ診断なんかもサイトが沢山あります。

書いたように、実は男性にも更年期があります。

女性の更年期障害はご存知の方が多いかと思います。

一般的には思春期、性成熟期、更年期、高齢期とライフステージが分かれ、目安は50歳前後でおこる閉経の10年前後を更年期と呼びます。

健常な方なら、主な原因はエストロゲンの欠乏によるホルモンバランスの乱れによりおきますが、ストレスなど心理的因子や生活環境にも影響されます。

生理の乱れも、発現条件としては近いですね。

上記は簡単にまとめたものですが、人は一人一人に個性があり、人の生活は簡単にまとめれるほど単純ではありませんので、実際にはかなりややこしくなってきます。

丁寧な専門医の方は患者さんに分かりやすいように、噛み砕いた言葉で教えてくれたりしますが、実際に判断するのは非常に複雑ですので、血液検査などの数値を基に診断したりします。

自分自身の細かな部分や、赤裸々過ぎてなかなか打ち明けれないような情報などは誰しもありますから、そのあたりの潜在的な部分は判断材料になりにくかったりする事になりますね。

また、単に性ホルモンの乱れといっても、色々です。

ホルモンは上位ホルモンから下位に段階的に指令が渡されていくようなシステムといわれ、性ホルモンの場合は脳視床下部からGnRHというホルモンが分泌され、それが脳下垂体にたどり着きFSH、LH、PRLの分泌を促し、それらが卵巣や乳腺にたどり着き、エストロゲンやプロゲステロンの分泌を促す、みたいな流れです。

つまりは視床下部から分泌されるマザーホルモンであるGnRHという、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの分泌を促す大元のホルモンの分泌量低下が原因かもしれませんし、視床下部は問題なくても下垂体に原因があるかもしれませんし、はたまた卵巣に原因があるかもしれません。

これらを血液検査などの数値を基に、判断するという非常に難しそうな事をお医者様はしてくださってます、感謝ですね。

また、それら分泌に必要な栄養素の不足かもしれませんし、栄養摂取は出来ていても吸収環境が悪いのかもしれません。

数値は問題なくても、血液供給に問題があるのかもしれませんし、単なる内臓疲労かもしれません。

ストレスが過剰にかかると、副腎の疲労や血圧異常が起こる事もありますし、性ホルモン自体は大丈夫でもそこに原因があるのかもしれません。

自律神経系のバランスがわるく、機能がちぐはぐなのが原因かもしれない、、など非常に複雑そうですが、専門家の助けがあれば案外スムーズに改善できるものだと思います。

男性の場合は卵巣無いし関係ないやろ!とはいかず、テストステロンの形成を促すのはLHですし、精子の形成を促すのはFSHとなります、つまり大元のホルモンは同じGnRHないしGH-RHとなります。

また、視床下部から分泌されるCRHというホルモンが副腎に作用してもテストステロンは分泌されると言われますから、ストレスによる副腎疲労でも性ホルモン分泌は下がる、、つまりは男性にも更年期があり、基本的な流れは同じという事になります。

しかし、男性はやや自覚が遅い傾向にあります。

女性の場合もありますが、男性は特に少なくなってきたテストステロンが酵素により補強される事がありますが、これがいわゆるAGAなどの基となるジヒドロテストロン(DHT)といわれます。

少なくなったホルモンが補強されれば自覚は少なくはなりますが、分泌量そのもの大概減少していきますし、前立腺肥大、体臭、ニキビ、薄毛などの自覚がある方は、男性更年期の可能性があると言う事になりますね。

これらは恥ずかしい事でなく、自然な流れによる起こる事ですから、気にしたままにするよりは専門医の診察を受けるべきですね。

また、腕の良い医師なんかは、それらのバランスを直接改善する事ができる唯一の職業ですから、相談しないだけ損ですし、診断名があった方が人は悩まずに済みます。

更年期かも、、と悩んで何もしないよりは、まあ年齢的にもそういうもんやから改善したろ!くらいのがいいかもですね。

トレーニングをガンガンし、食事にこだわり、サプリメントにもこだわってるのに、、身体が良くならない!となるよりは、先に症状を改善してからスタートしたほうが効率的ですし。

難しいと言われるのが、鬱と更年期障害の違いで、どちらも、精神的落ち込みがありますし、、、たしかに難しい。

もしかしたら鬱でなく更年期、逆もあれば、両方もある訳で、それらを一度整理するのもいいのかもしれませんね。

単に自律神経系の乱れを含む全身の流れの不具合ならば鍼灸治療なんかは直接的、間接的に効果抜群です。

精神的な悩みならば、馴染みの飲み屋で愚痴を言ったり、自己解放して遊んだりで解消してしまうかもしれません。

血流やリンパの流れなど、食べすぎ不調なんかが原因ならばトレーニングかもですし。

色々と、改善できるツールは世の中に転がってますので、一度不安があればご相談くださいませ。

鍼灸、整骨院、トレーナーは完全にピンキリですから当然として、お医者さんにもキャリアやレベル差はありますから、信頼できる方のご紹介も相談にのります!

今回も長い!

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アームズ鍼灸院の奥村です。 初めての投稿、何書こうかと悩みましたが、やはりダイエットに関してですね。 ダイエットを大辞泉で調べると、 1 健康または美容上、肥満を防ぐために食事を制限すること。転じて、何らかの方法で減量すること。「1か月で3キロのダイエットに成功する」「ジョギングでダイエットする」 2 (比喩的に)無駄や余分を削ること。「家計のダイエット化をはかる」 3 本来は病気治療や健康増進を

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